クレンリネスQ&A
HOME > クレンリネスQ&A

よくあるご質問

洗剤について食器洗浄機での洗浄について食器について衛生について関連用語について

洗剤について

「界面活性剤」とはなんですか?
液体と液体、あるいは液体と固体などの境目を「界面」といいます。界面活性剤はこの界面に作用して境界面の性質を変える物質です。
界面活性剤は、さまざまな性質(表面張力の低下、浸透・湿潤作用、乳化作用、分散作用、ミセル形成作用、起泡作用、可溶化作用)を持つため、洗剤の主成分として用いられます。
界面の例として、水と油が2層に分離する状態があります。これに適した界面活性剤を加えると水と油の境目がなくなり、水と油が混ざり合います(乳化作用)。このような現象が界面活性剤の働きです。
「合成洗剤」とはなんですか?
洗剤は、脂肪酸系(石けん系)とそのほかに分けられます。合成洗剤とは、洗浄の主な作用が石けん以外の界面活性剤によるもので、これにそのほかの洗浄力増強剤、各種洗浄補助剤を加えたものです。
合成洗剤の定義は、家庭用品品質表示法により定められており、洗濯用、台所用、住宅・家具用などがあります。
「天然植物系」とはなんですか?
厳密な定義はありませんが、一般には植物油(ヤシ油、パーム油)を原料とする界面活性剤を使用している洗剤を指します。
なぜ食器用洗剤を薄めて保存してはいけないのですか?
食器用洗剤の原液は、変質しにくいように防腐成分が配合されています。しかし、これを薄めて保存すると防腐成分の働きが弱まり、希釈用に使用する容器が細菌汚染されていたり、希釈用の水から細菌が混入した場合に、保存中の洗剤が変質して濁ったり異臭を発することがあります。食器用洗剤は、使用のたびに薄めてください。
食器用洗剤のすすぎの程度を教えてください。
食品衛生法の使用基準では、流水の場合、野菜・果物で30秒以上、飲食器で5秒以上とし、溜め水の場合、水を変えて2回以上すすがなければならないと定めています。
食器用洗剤に有効期間はありますか?
ありません。開封しなければ、洗剤分はほとんど変化いたしません。
洗剤の「生分解性」とはなんですか?
生分解性とは、有機物が自然環境中で微生物の作用によって、二酸化炭素や水などの無機物に分解されることです。生分解性の高い洗剤は環境中に蓄積しにくく、水棲生物に悪影響を与える可能性が低いと考えられます。

トップへ

食器洗浄機での洗浄について

業務用食器洗浄機に適した洗剤はなんですか?
食器洗浄機は、高温の洗浄液を高圧で食器に噴射して汚れを落とします。このとき、洗浄液を食器の汚れに直接当てて効率的に落とすためには、噴射されても泡立ちが少なく、短時間で汚れを落とせる洗剤が必要です。
一般の台所用洗剤や石けんなどの泡立ちの多い洗剤は、食器洗浄機には使用できないので、専用の食器洗浄機用洗剤を使用してください。
台所用洗剤と業務用食器洗浄機用洗剤との大きな違いはなんですか?
洗浄のメカニズムがまったく異なります。 台所用洗剤は、スポンジなどに洗剤を少量取り、水道水やぬるま湯で食器の汚れを擦りながら落とします。手肌に対する刺激が少ないように、台所用洗剤は中性〜弱アルカリ性です。主な洗浄成分は界面活性剤で、界面活性剤の乳化作用によって食器から汚れを落とします。
一方、食器洗浄機を使用した場合の洗浄温度は約60℃、洗剤の濃度は自動的にコントロールされ、短時間で食器を洗うことが可能です。人の手肌が直接洗浄液に触れることがないので、食器洗浄機用洗剤の主成分は、アルカリ剤(苛性ソーダ、苛性カリなど)です。このアルカリ剤の化学的な力で食器の汚れを短時間で分解して落とします。主な洗浄機用洗剤は強アルカリ性(pH11以上)なので、取り扱いには十分な注意が必要です。
業務用食器洗浄機用洗剤の「劇物」とはなんですか?
洗剤成分として配合されているアルカリ剤の中で、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)または水酸化カリウム(苛性カリ)の使用量が5%以上のものは、「毒物および劇物取締法」に定められた「医薬用外劇物」となります。
食器洗浄機を使用する際の効果的な洗浄方法はありますか?
食器洗浄機で効果的な洗浄をするためのポイントは次の通りです。

<前処理>

残飯を取り除き、お湯(または水)への浸漬、シャワーリングなどの前処理をおこないます。とくにデンプンやたんぱく質の汚れは乾燥すると落ちにくいので、浸漬洗剤などで十分な浸漬をおこなうと、効果的に汚れが落ちます。

<食器のラッキング>

ラックに食器をセットする際は、噴射される洗浄液が均一に食器表面に当たるよう、食器が重ならないようにセットします。また、洗浄液やすすぎ液が溜まらないように、食器を立ててセットすることも大切です。

<リンス剤の使用>

洗いあがった食器の乾燥を速めて作業効率を上げたり、水に含まれる硬度成分が残ることで発生する水滴跡(ウオータースポット)の軽減には、リンス剤の使用が効果的です。

<すすぎ温度>

すすぎ水の温度は80℃が適温です。高温のお湯ですすぐと食器を短時間で乾燥させるだけでなく、食器の除菌もおこなえます。

米飯汚れを前処理なしに洗浄機で洗浄できますか?
米飯汚れには前処理が必要です。米飯は食器に付着してから1時間程すると水分が蒸発して硬くなり、さらに成分のデンプンが老化し、洗浄機では汚れが落ちなくなります。
食器洗浄機で注意が必要な食器の材質を教えてください。
食器は材質によって注意が必要なもの、洗浄に向かないものがあります。

<アルミ食器>

アルカリ剤に腐食されて黒色化します。アルミ材質を保護する成分が配合されている洗剤「ウオッシュメイトL1F」「ウオッシュメイトメタルEサイド」などを使用してください。

<樹脂食器>

ポリカーボネートはアルカリに弱く、アルカリ剤との長時間接触で、光沢度の低下やクラッキング(亀裂、ヒビ割れ)を起こします。

<クリスタルガラス>

アルカリやキレート剤に腐食されやすい材質です。洗浄方法によっては透明度が低下し、白っぽく(エッチング)なります。洗剤を適正な濃度で使用して、すすぎを充分におこなえば、すぐに腐食の現象が現れることはありません。

<漆器>

アルカリ剤、高温での洗浄には適しません。中性洗剤による手洗いをおこなってください。

トップへ

食器について

プラスチック食器の種類と取り扱い方法を教えてください。
プラスチック食器は、食材(油脂類や色素など)と結びつきやすく、また表面が傷つきやすく、汚れが残留しやすい性質があります。使用後は、乾燥させずにすぐに洗浄するか、浸漬処理する必要があります。
また、定期的に酸素系漂白剤「テルロンホワイト」や酵素洗剤「キャプテンバイオソーク」などで浸漬洗浄をおこなうと効果的です。

<メラミン食器>

耐熱温度110〜120℃、比重1.5。硬くて耐薬品性や耐熱性、質感に優れ、水に沈むので浸漬処理がしやすい性質があります。しかし、落とすと割れやすく、親水性の色素汚れ(スイカ、梅干し、紅生姜など)が食器に移りやすいので注意が必要です。

<ポリカーボネート>

耐熱温度120〜130℃、比重1.2。やや硬く、耐衝撃性、耐熱性に優れ、水に沈むので浸漬処理がおこないやすい性質があります。しかし、アルカリに弱いので、食器洗浄機での洗浄は注意が必要です。

<ポリプロピレン>

耐熱温度100〜120℃、比重0.9。比較的柔らかく、耐薬品性や耐衝撃性に優れています。耐熱性が低いので、食器保管庫で乾燥殺菌する際は、温度管理に注意が必要です。比重が軽いので食器が水に浮き、浸漬洗浄には適しません。新油性の色素汚れ(ケチャップ、カレー、バナナなど)が食器に移りやすいので注意が必要です。

メラミン食器を塩素系漂白剤で漂白できますか?
メラミン食器を塩素系漂白剤で漂白すると、侵食して表面の光沢がなくなり、黄色く変色します。メラミン食器の漂白は、酸素系漂白剤の「テルロンホワイト」を使用してください。

トップへ

衛生について

「腐敗」と「発酵」の違いはなんですか?
両者とも微生物の働きによって起こる現象ですが、一般に微生物の働きが人間に有用な場合を「発酵」、有害な場合を「腐敗」と呼びます。
「腐敗」と「食中毒発生」にはどのよう関係がありますか?
腐敗は微生物の働きで起こる有害な現象です。腐敗が起こると、食品本来の色・味・風味が変化し、食品としての商品価値が損なわれます。
一方、食中毒は、特定の食中毒菌が食品中で増殖した菌体もしくは微生物が産出した毒素を喫食することで起こります。従って、腐敗した食品を食べると必ず食中毒を起こすわけではありません。
微生物の増殖を抑える方法を教えてください。
微生物の増殖には、栄養分・水分・温度・時間が必要です。これらの要素をコントロールすることで、微生物の増殖を抑えることが可能です。洗浄による汚れ(栄養分)の除去や温度管理(冷蔵・冷凍・加熱)が重要です。
食品衛生の三原則とは何ですか?
食品衛生の三原則は、食品を取り扱う従事者には必須の心得です。

<食品衛生の三原則>

  1. 菌をつけない
  2. 菌を増やさない
  3. 菌を殺す
この原則は、食中毒の原因となる食中毒菌だけでなく、食品の腐敗を防止する対策としても有効です。菌を殺して清潔さを保つためには、適切なマニュアルに従った洗浄・殺菌が必要です。
調理器具・食器の除菌に必要な薬剤を教えてください。
効果的な除菌には、「洗浄」と「殺菌」の組み合わせが必要です。また、除菌に使用する薬剤の多くは汚れによって効果が低下します。中性洗剤や弱アルカリ性の洗剤で、微生物の栄養源となる汚れを断つことが重要です。また、洗浄と除菌を一度におこなう「セーフメイトリーチ」を使用すると、作業の効率化が図れます。
食中毒の御三家とは?
日本の食中毒の発生原因は、発生件数の86%が細菌とウイルスです。このうち「サルモネラ」「腸炎ビブリオ」「黄色ブドウ球菌」による食中毒は、発生件数および患者数ともに多いことから「食中毒の御三家」と呼ばれていました。しかし、最近の食中毒統計ではほかの原因菌も増えています。
最近流行している食中毒について教えてください。
かつての「食中毒の御三家」に代わり、「カンピロバクター」「サルモネラ(サルモネラ・エンテリティディス)」「ノロウイルス」による食中毒が増加しています。これらの原因菌は、従来の発症菌量よりはるかに少ない菌数で食中毒を起こします。食中毒防止対策と並行して、食品の保管・調理加工により厳しい注意が必要です。

トップへ

関連用語について

「環境ホルモン」とはなんですか?
環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の定義は定まっていませんが、生物の生殖や発育に深刻な影響をおよぼす物質です。洗剤については、ノニルフェノールの魚類に対する影響が報告されています。弊社では、環境ホルモンと疑われている成分は製品から排除するなど、技術的な取り組みを進めています。
「PRTR法」とはどのような法律ですか?
PRTR法とは、特定化学物質(人の健康を害する恐れがある化学物質)の環境への排出量の把握、および管理改善の促進に関する法律です。PRTRとは、Pollutant Release and Transfer Register(環境汚染物質の排出および移動の登録)を意味します。事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境保全上の支障を未然に防止することを目的としています。

トップへ


お問い合わせ 業務用洗剤 食品工業用洗剤・洗浄装置のADEKAクリーンエイド株式会社| ホーム サイトマップ